患者さんとのコミュニケーション支援ツール
「患者さんとのコミュニケーション支援ツール- LinQ-Pad(リンク・ぱっど)」は、薬剤師や栄養士などが、患者さんが日々記録したデータを患者さんと同じ目線でみながら、一人ひとりの日常生活に寄り添ったアドバイスを行うことを支援する、iPad専用アプリです。
かかりつけ薬剤師業務に、健康サポート薬局としての業務に、是非ご活用ください。
主な機能と特長
アプリで記録したデータの参照機能
患者さんが日々記録したデータをタブレット端末にて参照できます。
- ・記録データを患者さんと一緒に見ながらコミュニケーションが可能
例えば、血糖値の値が高かった日の食事データを参照してアドバイスをする、血圧の数値と食事の塩分量の推移を見ながらアドバイスをするなど、データをもとに、より患者さんの日常生活に寄り添ったアドバイスが可能になります。
➡ 必要に応じて、患者さんに適するお勧め商品をiPad上で紹介することもできます。 - ・患者さんの各目標値を設定可能
体重・血圧・血糖値・歩数などのほか、摂取カロリーや塩分などの目標も設定可能です。これまでのデータを見て、患者さんと相談をしながら目標値を設定できます。
➡ 設定した目標は患者さんのアプリ画面に反映されますので、日々の記録の際に確認し行動目標にしていただけます。
患者さんはスマホアプリにて次のような記録ができます。
「からだパレット+」アプリでバイタルデータを記録
血糖値、血圧、脈拍、体温、体重、歩数、心拍数、検査値について、患者さんご自身がアプリに記録します。各種測定機器やヘルスケアアプリとの連携により、簡単に記録が行えます。
「食事パレット」アプリで食事や運動を記録
食事の写真、カロリー、栄養素、運動などを記録します。
目標管理機能
患者さんとバイタルデータなどを見ながら、各目標値の設定を行うことができます!
- ・目標体重や血圧、血糖値などのほか、歩数、摂取カロリーや塩分などの目標設定をすることが可能
- ・設定された目標値は、バイタル記録アプリ「からだパレット」や食事記録アプリ「食事パレット」などにおいても確認することができ、患者さんの日々の行動目標にすることが可能
- ・病名やアレルギー情報、喫煙情報などもiPad上で登録することが可能。この登録した情報は薬局パレットラインでも参照でき、一斉配信に利用することも可能
情報提供機能
患者さんと画面を見ながら、あらかじめ登録をしておいた商品情報や、健康フェアなどの情報を紹介できます!
- ・商品名や商品説明、必要に応じて商品画像などを登録しておくことで、その患者さんに適切と思われる商品の紹介をiPad上で行うことが可能
- ・店舗から患者さんに伝えたい情報(健康フェアなどの健康イベント)を登録しておくことで、その患者さんに適切と思われるイベントなどの情報を提供することが可能
生活問診票登録機能
患者さんの生活習慣や食事などの問診をipad上で行い、生活の傾向などを記録することができます。履歴を残せますので、前回の状況と比較しながらの会話もできます。
また、疾患やアレルギー情報、喫煙の有無などの情報も登録でき、その情報をもとに、薬局パレットラインを使った一斉配信を効果的に行うことが可能になります。
商品やイベント情報の表示機能
患者さんとの会話の流れの中で、その患者さんに適切と思われる商品や健康フェアなどの紹介をiPad上で行うことができます。
- ・あらかじめ商品名や商品説明、必要に応じて商品画像などを登録しておくことで、患者さんにお勧めしたい商品として表示し説明することが可能
- ・患者さんに伝えたい健康フェアなどのイベント情報を登録しておくことで、画面を見せながら詳しく説明することが可能